グルテンを多く含む食品の代表ともいえるパンは、日本人の食生活にもとても馴染み深いですよね。
グルテンフリーでも食べたい!が叶えられる米粉パンは、グルテンフリーを意識している人たちの中でも、注目されている食品の一つです。
しかし、自分で焼くとなると 、
・米粉の種類や選び方がわからない
・米粉のパンを作る道具は何があるのかわからない
・レシピ通りに作ってもうまく焼けない
・パン用米粉と製菓用米粉の違いがわからない
という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
こちらの記事では、今まで一度も米粉パンを作ったことがない方でも、パン作りに使える米粉を選ぶことができ、簡単に米粉パンが作れるようになるコツがわかりますので、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
この記事でわかること
・米粉の選び方 比較4選
・道具について
・オイルについて
・イーストについて
パン作りに向いている米粉の選び方ー比較4選ー
どんな米粉でも、今から紹介する方法でパン作りに向いている米粉を自分で選ぶことができる様になります!
まず、米粉大さじ1に対して水を大さじ1入れます。(米粉:水=1:1)
スプーンで混ぜた時の状態がポイントです。
水と混ざっても、さらっとしているものはパン作りに向いていると言えます。
反対に、水をどんどん吸収してしまい、どろっとしたり粘り気が強くなってしまうタイプのものは、残念ながらパン作りには向いていません。
今回、4種類の米粉を用意して、比較してみました。
- ミズホチカラ
- 米の粉
- 熊本製粉 新・米粉
- こなだもん
結果、ミズホチカラ・米の粉・熊本製粉 新・米粉はさらっと溶けたので、パン作りに向いていることがわかりました。
こなだもんは、水分を吸収してしまうタイプだったので、他の料理向けとなります。
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パン作りにあると便利な調理器具
最低限、こういったものがあるとだいたいのものが作れますので、あると便利です。
- ボウル
- ヘラ
- パンの型(100均などの色々な型を代用できます)
- 計量カップ
- 計量スプーン
- ハンドミキサー
- 温度計
- スケール(できるだけ、0.1gからの単位で測れるもの)
- オーブンシート
100均でも入手できるものもありますので、ぜひ用意してみてくださいね。
安心して使えるイーストの紹介
私が愛用しているイーストは、天然イーストのRED STARです。
このイーストのいいところは、イースト臭がほとんどしないのと、サトウキビ由来なのでイースト自体がグルテンフリーなので安心して使えます。
次におすすめなのは、とかち野酵母です。
これは、北海道のエゾヤマザクラのさくらんぼが原料になっている天然酵母です。
この酵母のいいところは、耐糖性があるので甘いパンを作るにはおすすめです。
甘いパンを作りたい時、普通のイーストで砂糖を多く入れてしまうと膨らまなかったりしてしまうんですよね。
どちらのイーストも、予備発酵なしで粉にそのまま入れて使えるので、手軽に使うことができます。
あまりおすすめしないイーストは、よくスーパーなどで見かけるサフというものがあります。
これは、添加物が多く、イースト臭もしますので、あまりおすすめしません。
パン作りにおすすめなオイル
私がよく使うのは 、なたね油やこめ油、太白ごま油です。
クセがないので、味への影響が少なく、パン作りにはおすすめです。
また、作るパンによってココナッツオイルやオリーブオイルも使います。
意外と、家にあるオイルで作ることができるので、お好みに合わせて選んでみてください。
ふわふわ米粉食パンのレシピ
米粉食パンの作り方
今回は、オーブンを使ったシンプル米粉食パンのレシピをご紹介します。
【材料】
- 米粉(ミズホチカラ) 100g
- 砂糖 12g
- 塩 2g
- イースト 2g
- 太白ごま油 7g
- ぬるま湯 80g
粉が飛び散らないように、ゆっくりくるくると混ぜてから、しっかりと3〜5分ほど生地を混ぜ合わせていきます。
手で混ぜるのがしんどい場合は、ハンドミキサーを使いましょう。
しっかり混ぜることで、パンがふんわりします。
もし、生地が硬い場合は、ぬるま湯を2gくらい足してみるといいかもしれません。
ヘラから生地を落とした時に、ボウル中の生地に落としたあとがすうっと消えるくらいのゆるさにします
合わせます。
1 型に沿ってシートを合わせる
2 内側の重なる部分をカット
3 折り目をつける
4 シートを型にセットする
<型に生地を入れる前のポイント>
オーブンシートが前に倒れてきたりして安定しない時は、混ぜ合わせた生地を糊代わりにしてつけると、オーブンシートが安定しますよ!
少し置いていると生地が硬くなるので、再度混ぜてなじませます。
型より高い位置から流し込むと、型の外にはみ出したりと失敗する確率が高くなりますので、必ず型の近くから生地を流し込みましょう。
ボウルに残った生地も、ヘラで集めて型にいれましょう。
このあと発酵させるのですが、ここで2倍発酵したか分かるように2倍線をつけます。
爪楊枝か竹串を使って、型の底に向かってぐさっと刺します。
串の先についた生地の長さを、生地の表面から見た高さの型の側面に串の先についた生地で印をつけます。
そうすることで、後に発酵した時の確認をすることができます。
米粉はとても乾燥しやすいので、しっかりと型をラップで覆います。
オーブンの発酵機能を使って、40度で30分発酵させます。
先ほどつけた、2倍線のところまで生地がふくらんでいたら、発酵は成功です。
今度は、乾燥しないようにアルミホイルで型全体をしっかりと空気が入らないように覆って焼きます。
霧吹きなどがあれば 霧吹きをかけるとより良いです。
焼きあがったら、型から出します。
底が茶色く焼けてたら十分に焼けている証拠です。
米粉食パンの保存方法
粗熱が取れたら、乾燥防止にラップを巻いておきます。
できたてをすぐにカットすると、断面がぐちゃぐちゃになってしまうので、最低3時間から6時間ほど置いてからカットします。
焼きたてはほわほわしていますが、米粉だけの場合は1日経つと表面がすこし硬くなります。(劣化と言います)
もっと美味しくなる!おすすめディップレシピ
【材料】
- 黒ゴマペースト
- メープルシロップ
黒ゴマペーストとメープルシロップのディップをご紹介します。
作り方は簡単!
黒ゴマペーストとメープルシロップを同量入れて混ぜるだけ!
めちゃくちゃ簡単なのに美味しいし黒ごまの抗酸化作用で老化防止ができます。
私が使用している黒ゴマペーストは、Amazonでオーガニックのものを手に入れて使っています。
また、メープルシロップ はコストコのオーガニックのものを使っています。
もし、メープルがない場合は、はちみつや甜菜シロップでも代用ができますし、塩味が欲しい場合には、塩を少し足すのもいいと思います。お好みの分量やシロップで作ってみてくださいね。
おわりに
今回は、米粉の選び方からレシピまで 米粉パン作りの全てを紹介しました。
毎日食べても飽きないような、美味しい米粉パンが作れるようになりますよ。
感想や質問などありましたらお気軽にお問い合わせくださいね。