ミズホチカラが飼育米と言われたり、米粉は酸化しているからわざわざ摂取する必要はない…なんて声を耳にすることがありますが、実際のところを知りたいでしょうか?
答えは・・そんなことはありません!なぜって?これから、その理由をご説明致します。
ミズホチカラの飼育米でないことを知りたい方はどうぞこの記事を参考にしてみてください!
ミズホチカラの米粉が飼育米でない理由
米粉が、なぜ飼育米と言われてしまっているのか?
それは、多収穫米としてのカテゴリーに分類されているからです。しかし、実際のところ多収穫米は、更に2つの種類に分類されます。
飼育用米
飼育用米として育てられた米は、家畜農家さんへと渡り、米育ち豚肉・米育ち鶏として付加価値のついた畜産物へと生まれ変わります。そして、飼育用米を食べて育った家畜達を、私たち人間がいただくのです。
ちなみに、飼育米と言われているお米は、ミズホチカラ・コシヒカリ・ヒノヒカリなど、色々なお米から作られています。
米粉用米
米粉用米は、パン用・製菓用・学校の給食などに利用されます。一般的に販売されている米粉が、この米粉用米に相当します。
確かに、飼育用米・米粉用米ともに、多収穫米というカテゴリーは同じです。しかし、実際のところ、飼料用米と米粉用米は別物なのです。
食料自給率の向上に向けた取り組み
水田機能を最大限活用するため、米粉用や飼育米用など、新たな利用に対応した米(新規需要米)の生産を本格化させ、日本の食料自給力・自給率の向上を図るため、国や県が支援を行なっています。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/jyukyu/komeseisaku/
(農林水産省より)
この支援を活用することで、水田をフル活用することができるのです。
ちなみに、米粉で有名なミズホチカラも、この支援を受けている九州の農家さんから格安で米粉用米を購入しています。そして、熊本製粉独自の製粉技術でふんわり膨らむパン用・菓子用米粉として販売しているそうです。米粉が安く購入できる秘訣は、この支援によるものなのです。
ミズホチカラの米粉について
ここからは、前項でも少しご紹介した、ミズホチカラの米粉に注目して話を進めていきます。
ミズホノチカラを製造している熊本製粉によると、この熊本製粉で扱っているミズホチカラというお米は、九州内で栽培されているお米で、残留農薬も不検出とのことです。
そして、ミズホチカラは、アミロペクチン(もち米)が少ないお米なので、お米のアレルギーにならないお米なのです!
ちなみに、米粉の酸化のことについても少しだけご紹介します。
小麦は、米粉より脂質が2倍もあるってご存知でしたか?つまり、油分が多いというこです!油分が多いということは、その分酸化も早いので、結果としてやはり米粉の方が酸化も遅く、カラダにも優しい粉なのです。
最後に
色々な情報が拡散されていて、真実が真実でなくなったり、嘘が真実になってしまう世の中です。しかし、自分自身の目で見て、しっかりと確認することで、米粉の間違った情報がクリアできました。皆様の参考になれれば、嬉しい限りです。
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