【精製されたもの】がなぜ体に悪い？

精製されたものは悪いと聞いたことがあるけど、具体的に何が悪いのかイマイチわからないなんてこともありますよね。

今回は精製されたものが体におよぼす悪影響についてご紹介します。

【精製されたもの】がなぜ体に悪い？

精製されたものとはいったい何？

精製されたものでよく知られているのは、小麦粉と白砂糖です。

どちらも精製純度が高く、真っ白な状態で販売されていますよね。
精製純度が高いということは、加工度合いも高い、加工食品の一種です。

加工された食品は自然界には存在しないため、摂取してから消化するまでに時間がかかります。

本来であれば精製する前に残っていたビタミンやミネラル、カルシウムなどと一緒に消費されていきますが、精製されたものにはその栄養素が取り除かれています。

つまり体に残っている栄養素が使われて、精製されたものが消化されていくのです。

小麦粉が体に及ぼす影響とは？

小麦粉にはグルテンというタンパク質が多く含まれています。
グルテンがあることでパンや麺類などの食感がよくなります。

しかしそのグルテンこそ、体に悪影響であることも事実です。

たとえばリーキーガット症候群とは、グルテンを摂取すると腸の粘膜を傷つけてしまい、腸にあるべき物質が漏れてしまう症状です。

結果として腸の機能が十分に働かず、グルテン以外の消費もしにくくなってしまいます。

腸内環境が乱れることで肌の老化を進めてしまい、シミやしわなどの肌不調にもつながります。
精製された小麦粉を食べていると、知らないうちに倦怠感などの体の不調が続く可能性もあります。

最近グルテンフリー食品というのをよく目にするようになりました。

小麦粉を摂取することでの体に及ぼす影響を考えて、グルテンフリーを選ぶ方が増えてきたということでもありますね。

白砂糖が体に及ぼす影響とは？

白砂糖はサトウキビや北海道で栽培されるてん菜を精製してできたものです。

サトウキビやてん菜は、ビタミンやマグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれており、栄養価の高い食材です。
しかし精製すると、その栄養価は全て取り除かれてしまいます。

そして白砂糖は体内に入るとブドウ糖に変化します。

ブドウ糖はエネルギーとして消化されますが、摂りすぎた分は中性脂肪として体内に残るため、太る原因にもなります。

また、ブドウ糖は血糖値を急上昇させてしまいます。急に上がった血糖値を下げるために今度はインスリンが分泌されていきます。
血糖値が下がると空腹を感じやすく、甘いものを欲する体になってしまい、また糖分を摂るということを繰り返すようになります。

脳がきちんと機能せず、ぼーっとしたりイライラする、うつ状態になってしまうなどの症状は、白砂糖の影響とも考えられています。

精製されたものを減らしてみよう

精製されたものは栄養価が低く、体内にある栄養素を消費しながら消化していきます。

体は食べたものでできています。

肌不調や体調不良を起こしやすかったり、太りやすいなど、最近よく体の変化を感じるという場合は、ぜひ精製されたものを控えてみてください。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました🌟

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