一家の大黒柱であるシングルマザーにとって、仕事は必要不可欠な存在です。しかし、1人で子育てをしながら仕事をするということは、そう簡単なことではなく、職場の理解も重要になってきます。そこで、今回は、シングルマザーにオススメしたい職業や資格についてご紹介します。
シングルマザーにオススメの職業10選
![シングルマザーにオススメの職業まとめ](https://vicky333.com/mother_child_support/wp-content/uploads/2022/06/22737068_s.jpg)
一家の大黒柱であるシングルマザーにとって、【仕事】は必要不可欠な存在です。しかし、労働時間が限られているシングルマザーにとって、希望の労働条件を満たす職業に就くということは、なかなか難しいのが現状です。しかし、そんな厳しい中でも、シングルマザーにオススメしたい職業があります。それでは、おすすめしたい職業10選をご紹介していきます。
看護師
看護師のオススメポイントは以下の通りです。
- 安定した年収
- 求人数の多さ
- 景気に左右されない
- 多様に病院があるため、働きやすい環境を選べる
- 全国規模のため、再就職しやすい
こうした点が挙げられます。
看護師は、国家資格が必要になりますが、看護助手として仕事をしながら正看護師を目指すことができます。(資格取得については後ほど説明します)また、看護師には年齢制限がないため、長い視野で見ても、将来性がある仕事と言えます。
医療事務
看護師ではないですが、同じ病院で働く仕事として、医療事務があります。
オススメポイントも看護師とほぼ同様ですが、年収に関しては少し下がることが予想されます。しかし、安定した職業であるため、看護師同様に将来性がある仕事といえます。
介護士
未経験からでも始めやすい介護士の仕事は、高齢化社会が進む日本にとって、今後も需要が高まる仕事です。
介護士のオススメポイントは以下の通りです。
- 未経験でも始めやすい
- 求人数の多さ
- 24時間体制で行うところも多く、勤務時間の調整がしやすい
- 全国規模のため、再就職しやすい
こうした点が挙げられます。
介護士の仕事は、今後の日本にとって必要不可欠でさらに需要が高まると言われています。仕事内容によっては、資格取得が必要になりますが、働きながら現場で勉強を積み、いずれは資格取得することも可能なことから、将来性が高い仕事と言えます。また、勤務時間も日勤や夜勤があることから、ライフスタイルに合わせて選ぶことができます。
保育士
育児の経験を仕事で活かせる職業といえば、保育士です。
保育士のオススメポイントは以下の通りです。
- 求人数の多さ
- 育児経験を活かせる
- 働きながら資格取得が可能
- 全国規模のため、再就職しやすい
こうした点が挙げられます。
保育士として働きながら、資格取得を目指すことができるため、身になりやすい職業でもあります。また、女性が多いことから、理解も得やすいため、働きやすい環境と言えます。
介助員
介助員とは、サポートが必要な児童生徒の生活・学習支援を行う仕事です。
介助員のオススメポイントは以下の通りです。
- 未経験で資格取得不要
- 学校が休みの日は、仕事も休みになる
- 学校の様子を知れる
学校が休みの日は、仕事も休みになるため、子供との休みが合わせやすいのがメリットです。得に、土曜日学校があると月曜日は代休になることが多いので、同じ日に休めるのは、シングルマザーにとっては有り難いです。
資格取得は必要ありませんが、求人数はあまり多くありません。ハローワークを定期的にチェックするなどして求職する必要があります。
給食センター
給食センターのオススメですは、上記に挙げた介助員と同じです。そのため、求人もハローワークにて行う必要がありますが、介助員と異なる点は、2年間給食センターで働くことで、調理師免許の受験資格が得られることです。そのため、将来的に調理師を目指すつもりがあるのであれば、その点もオススメポイントです。
一般事務
事務職経験があると優遇されることが多い職業ですが、未経験でも可能な勤務地もあります。
一般事務がのオススメポイントは、以下の通りです。
- 土日祝日が休みのことが多い
- 求人数が多い
- 勤務地によってはシフト制を採用
1番の嬉しいポイントは、土日祝日が休みのため、子供との休みが合わせやすい点です。一方で、勤務時間が9時~17時や9時~18時までと労働時間が長い職場も多いため、勤務時間に関してはよく考える必要があります。
ヤクルトレディ
シングルマザーをはじめ、女性が働きやすい職場として有名のヤクルトレディ、オススメポイントは以下の通りです。
- 勤務日数、時間の調整が可能
- 託児所がある(保育料は全国へい金で毎月約6000円)
- 頑張り次第で収入アップ(ノルマなし)
全国約1100ヶ所に保育所を設けていることから、小さなお子様がいるシングルマザー家庭でも安心して仕事ができるのがポイントです。また、勤務日数や時間の相談もできるため、行事がある場合などでも調整しやすいのも魅力です。
コールセンター
シフト制を導入しているところが多いコールセンターのオススメポイントは以下の通りです。
- 勤務日や時間を自分で調整できる
- 残業がない
- 私服で仕事ができるところが多い
- 高時給のところが多い
コールセンターによっては、営業電話もあるため気持ちの切替えが続ける秘訣だったりもしますが、高時給という点はプラスです。
家事代行
家事が得意な方であれば、家事代行のという仕事もオススメです。
- 家事が活かせる
- 社会人経験があまりなくてもできる
- 女性だからこをできる仕事
- 需要が高い
最近、家事代行を利用する方が増えたことで、家事代行の需要が高まっています。ご自身の経験が活かせる場所でもあるため、家事が得意な方にピッタリかもしれません。
ひとり親家庭の支援事業を活用しよう
![ひとり親家庭の支援事業のサポート](https://vicky333.com/mother_child_support/wp-content/uploads/2022/06/23041157_s-1.jpg)
各地方自治体のホームページ上には、ひとり親家庭の支援事業が多く載せられています。
以下に挙げる制度を活用することで、資格取得をすることで給付金を受けとることができます。
自立支援教育訓練給付金
対象の教育訓練を受講し修了した場合、受講費用の60%の給付金を受けとることができます。
自立支援教育訓練給付金の対象講座は、介護福祉士・保育士・看護師・管理栄養士・歯科衛生士・はり師・理学療法士を初めとする多種多様な講座が対象となっています。
この支援を活用することで、自己負担を抑えながら資格取得が可能になるため、シングルマザーにとって非常にありがたい支援事業です。
また、独自に上乗せしている地域もあります。詳しくは、各地方自治体のホームページをご覧ください。
高等職業訓練促進給付金
ひとり親が資格取得のために学校に通う間、生活費を支援する制度で、以下に挙げる方が対象となります。
- 児童扶養手当を受給している方
- 上記と同等の生活水準の方
- 資格取得のための学校などで6ヶ月以上の訓練
- 資格取得を目指している方
ちなみに、対象となる資格の例として、看護師・准看護師・保育士・介護福祉士・理学療法士・調理師があります。その他詳細については、各地方自治体のホームページをご覧ください。
ワークライフバランスを考えて仕事を選ぼう
![ワークライフバランスを考えている様子](https://vicky333.com/mother_child_support/wp-content/uploads/2022/06/1171292_m.jpg)
今回、シングルマザーにオススメの仕事や、資格取得のための支援制度などをご紹介してきました。この他にも、多種多様な仕事があり、シングルマザーに理解がある職場であれば、そこは、働きやすい環境と言えます。
シングルマザーになると、家庭と仕事の両立をひとりで行わなければならないため、色々と大変なことがあります。そんな時に大切にしたいのが、ワークライフバランスです。仕事と家庭を両立するためのバランスは、気持ちの余裕にも繋がり、広い視野で物事を見れるようになります。
子供は、親の表情や仕草、態度に敏感に反応します。
ワークライフバランスを考え、最適な仕事を選ぶようにしましょう。
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