今回は、美味しくて健康にもいいグルテンフリーの黒糖パンのご紹介です。
講座でもよく生徒さんが苦労するところなのですが、甘いパンが膨らまない理由も合わせてお伝えします。
ポイントを押さえると、美味しい黒糖米粉パンが作れるようになりますので、最後まで見ていてくださいね。
それでは、早速作っていきましょう!
生地を作る
ボウルに米粉(ミズホチカラ)、タピオカ粉、天日塩、ココナッツシュガー(黒糖やこういった黒っぽい砂糖なら何でもOK)、イースト(糖に耐えられるイースト:とかち野酵母)、コメ油、黒糖の風味や色をつけるモラセス、ぬるま湯を入れて、しっかり混ぜます。
混ぜていく中で、少し生地が重いなと感じた場合は、生地の硬さチェックをして、ぬるま湯を足していきます。
こうやって、生地を落とした時になかなか落ちない時や跡が残る場合は、ぬるま湯を少しずつ足していきます。
今回は、5g追加しました。
生地がすっと消えていくので、この程度でOKです。
次に、ハンドミキサーを使って3分から5分程度混ぜていきます。
しゃばしゃばした感じの生地感になります。
米粉に水分をなじませてあげるために、ベンチタイムをします。
ボウルにラップをして、約5分ほど置きます。
その間に、型にオーブンペーパーを敷きます。
今回は、カットしなくても中に敷けるように、折りたたみました。
▶使用している型はコチラ
酵母と糖分の反応が良くて、プクプクと気泡が出てきてました。酵母が活性している証拠ですね。
ベンチタイムのあとは、しっかりとかき混ぜてから型に入れます。
温度は大体27℃くらいがベストですね。
もう少し、生地温度が高い方が発酵の進み具合がいいと思います。
できるだけボールと型を近づけて、生地を入れていきます。
竹串を準備して、2倍になるところに生地で線を入れておきます。ギリギリのところですね。
この線を目安に発酵させていきます。
そして、乾燥防止に霧吹きを数回かけて、ラップをします。これで、一次発酵させます。
生地を発酵させる
オーブンを使って、40℃でまず20分発酵させます。 ▶使用しているオーブンはコチラ
20分経ちましたが、まだ発酵が進んでないので、10分追加します。
10分追加してもまだ上がってきていないので、さらに常温発酵に切り替えます。
その間にオーブンは、200℃に予熱をして準備をしておきます。
今の生地温度は、31℃です、さらに発酵が進んできました。これで発酵が完了です。
焼成する
それでは、焼いていきたいと思います。
まず、天板に熱湯を100から200gぐらい入れます。
そして、乾燥予防に霧吹きをしてオーブンに入れて、30分焼成します。
数分ですぐにふっくらと膨らんできています。
出来上がりました。かなりパッカーンと割れていますが、とてもいい感じに焼き上がりました。
型から出して冷ましておきます。すごく柔らかいです。
試食
数時間経った後、パンをカットしてみます。
焼きたてのパンのカットは、綺麗に切れないので、最低でも3時間くらい時間を空けた方がベターです。
▶使用しているパンナイフはコチラ
発酵に時間がかかりましたが、過発酵せずにとてもいいきめの細かいパンが出来上がりました。
しっとりとしていて、弾力のあるすごく風味のいい黒糖パンです。
普通の米粉パンとはまた違うこの黒糖パン、最高に美味しいです!
美味しすぎて、子供たちに全部食べられて、一瞬で無くなってしまいました♪
黒糖米粉食パンの作り方
【 材料 】 ※材料名をクリックすると、使用したものを表示することができます
- 米粉(ミズホチカラ) 140g ▶ミズホチカラの無農薬のものはコチラ
- タピオカ粉 10g
- ココナッツシュガー or 黒砂糖 30g
- 天日塩 3g
- モラセス 22g
- イースト(とかち野酵母) 3g
- コメ油 10g
- ぬるま湯 105g〜(梅雨の時期や夏場は過発酵しやすくなるので、水分を少なめからで調整します)
生地を落とした時に、なかなか生地が落ちない時や跡が残る場合は、水分を少しずつ足していきます。
今回は、5g追加しました!
生地がすっと消えるくらいがベストです♪
生地感はしゃばしゃばな感じです。
生地感は、しゃばしゃばな感じです!
酵母と糖分の反応が良くて、この時点でプクプクと気泡が出てきてました♪
生地の温度は27℃くらいがベストです!
生地温度が高い方が発酵の進み具合がいいですよ♪
今回は、20分経っても発酵が進んでいなかったので、10分追加しましたが、それでも発酵が不十分だったので、常温発酵へ切り替えました!
おさらい
黒糖の自然な色と甘味が際立つようなパンの作り方を紹介しました。
色を出すためにモラセスを入れ、低GIのココナッツシュガーを使いましたが、黒糖や普通の砂糖でも大丈夫です。
そして、甘いパンにする場合は、普通のイーストだとうまく膨らみません。
耐糖性と言って、糖分に耐えられるイースト【とかち野酵母】を使用しました。
簡単に手に入りますし、さくらんぼからの酵母でとても使いやすいので、ぜひ試してみてくださいね。
お知らせ
今回は、黒糖パンをご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
市販で黒糖と言っても、全部が黒糖の色でできているパンってほとんどなくて、色々なものを入れて濃い色をつけています。
糖分の選び方とイーストの選び方、黒糖米粉パン作りの全てを紹介しました。
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最後まで見てくださりありがとうございました。
次回も、皆さんの日常がもっと豊かになるような情報をお届けしますので、楽しみにしていてください♪
このレシピは動画でも配信されていますので、ぜひそちらも見てくださいね♪
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