今回は、卵も乳製品も使わないのに、本当は極秘にしておきたいほどびっくりするくらい美味しい米粉のクレープの作り方をご紹介します。
このレシピは、実は昔作っていたものをよりおいしく進化させたものなんです。
もうはっきり言って、『最高で極秘』にしておきたい、とっておきの米粉クレープです!
なぜこれほどまでに自信を持っているかというと、通常、卵はクレープにとって不可欠な成分ですよね。
それがなくても、デンプン質の精巧な配合と、卵の代わりとなる革新的な代替食材の組み合わせによって、誰でも簡単に、そして何よりも驚くほど美味しいクレープを作ることができるんです!
本当は、この秘密のレシピをずっと隠しておきたかったのですが、
皆さんとの繋がりを深め、もっと多くの人にグルテンフリーの美味しさを知ってもらいたい!
そんな想いから今回、このレシピを全公開することにしました!
卵の置き換えには、パンプキンパウダーでも代用可能です。風味や甘さを考えるとスウィートコーンパウダーが私はやっぱり好きです。
また、タピオカをブレンドすることで、モッチモチが持続して破れにく生地になるのでオススメですがない場合は、他のデンプン質で置き換え可能です。
いつものように美味しくなるポイントはもちろんですが、失敗ポイントもお伝えしますので、最後まで見てくださいね。
それでは、【米粉で作る極秘にしたいクレープの作り方】 早速見ていきましょう!
クレープ生地を作る
ボウルに米粉、ホワイトソルガム、タピオカ粉、オーガニックシュガー、フラックスシードパウダー、スイートコーンパウダー、天日塩を入れて、粉類をしっかり混ぜます。
卵のような色をつけたかったので、スイートコーンパウダーを入れました。
フラックスシードパウダーは、アマニの種を粉末にしたものです。粒状の場合は、ブレンダーなどで粉末にしてから使ってください。また、このフラックスシードを使うことで卵代わりになります。
プラントミルク、太白ごま油、バニラエクストラクトを入れて、しっかり混ぜ合わせます。
プラントミルクは、今回はアーモンドミルクを使ってますが、家にある好きなナッツミルクや豆乳などを使ってください。
かなりシャバシャバ感が出てきますが、フラックスシードが水分を吸収するまで時間がかかるので、混ぜてから冷蔵庫で最低30分ほどは休ませておきます。
この工程をしないですぐに焼いてしまうと、最初と後半では生地感が変わってしまって、うまく焼けません。
クレープ生地のポイントは、ホワイトソルガムがない場合は、米粉だけで置き換えてもOKです。
卵を使いたい人は、フラックスシードとスイートコーンパウダーを省いて、水分量を減らして調整してください。
スイートコーンパウダーが手に入らない場合は、パンプキンパウダーで代用が可能です。
時短ポイントとして、全部バイタミックスを使って混ぜると、時短にもなるし、ダマにもならないので便利ですよ。
生クリームを作る
生地を休ませている間に、豆乳のホイップクリームを作ります。
ボウルにこくりーむ、オーガニックシュガーを入れて、しっかりと角が立つまで混ぜ続けます。このくらいの感じになるとOKです。できたら、冷蔵庫で冷やしておきます。
今回はミルクレープにするので、ホイップの量が多めです。普通のクレープの場合は、半量で調整してください。
フライパンで焼く
まず、生地チェックをします。ドロっ感があれば、少しずつ水分を足していきます。シャバシャバな感じでちょうどいいです。
フライパンを温めて、オイルを薄く塗ります。
フライパンが温まったら、濡れた布巾でフライパンを冷まします。
その後、生地をしっかり混ぜてから流し込んでいきます。綺麗な円形になるようにフライパンを回して、形を整えていきます。生地を焼く前はその都度しっかり混ぜてから流し込みます。
中火から弱火くらいで焼いて、フツフツとしてきて表面が乾いてきたら、裏返しのタイミングです。
ひっくり返す時のポイントですが、、ヘラなどを真ん中に入れて、裏返した方が破れず返しやすいです。
裏面もしっかりと焼き色がついたら、出来上がりです。
これは失敗事例ですが、ひっくり返す時にヘラを真ん中ではなく、端の方にヘラを入れてひっくり返したので、生地が破れてしまいました。
フルーツをカットする
今回は、ミルクレープを作りたいのでフルーツもたくさんカットしておきます。
ミルクレープ作り
ケーキの回転台にオーブンペーパーを敷いて、その上にクレープ生地を乗せます。
ホイップクリームを回転台をくるくると回しながら塗って、フルーツを乗せていきます。その上からまたホイップクリームを塗って、クレープ生地を重ねるを繰り返していきます。
完成したらカットしたいのですが、作り立てのカットは難しくてうまくできませんでした。
焼きたては、小麦のクレープのようにパリッとしていながらも、もっちりとしていて小麦のクレープと変わりない、それに勝るほどの美味しさです!
冷蔵庫で冷やして、翌日にカットしたところ、綺麗にカットできました!
米粉の生地は冷めると※「ベータ化」と言って固くなるのですが、このクレープは冷蔵庫に入れていた翌日も、柔らかくて弾力もあって、美味しさがキープされていました。
※右の▼をクリックすると詳細をご覧頂けます
ベータ化とは
米粉を使ったパンやお菓子は、冷めると「ベータ化」という現象が起こり、生地が固くなります。
ベータ化とは、加熱によって変性したでんぷんが冷える過程で再結晶化し、より硬い形態になることを指します。これは、米粉特有の性質であり、小麦粉を使用した製品とは異なる挙動を示します。
そのため、米粉を使った製品を美味しく保つには、適切な保存方法が重要です。例えば、冷めた後はしっかりと密封して湿度を保つ、食べる前に少し温め直すなどの工夫が効果的です。
米粉のパンやお菓子を作る際には、このベータ化を理解し、最適な食感を楽しむための対策を考えることが大切です。
米粉クレープの作り方
【 生地の材料 (約22cmのフライパンで20枚以上)】
※材料名をクリックすると使用したもののリンク先を見ることができます
- 米粉(米の粉) 250g
- ホワイトソルガム 50g
- タピオカ粉 80g
- フラックスシード(パウダー) 10g
- スウィートコーンパウダー 12g
- オーガニックシュガー 80g
- 天日塩(ぬちまーす) 4g
- プラントミルク(アーモンドミルク) 560g
- 太白ごま油 40g
- バニラエクストラクト 10g
【ホイップクリームの材料:ミルクレープにするため多めです】
- こくりーむ 400g
- オーガニックシュガー 40g
かなりシャバシャバ感が出てきますが大丈夫です♪
この工程をしないですぐに焼いてしまうと、最初と後半では生地感が変わってしまって、うまく焼けません!
☆時短ポイント☆
全部バイタミックスを使って混ぜると、時短にもなるし、ダマにもならないので便利でしたよ♪
生地を休ませている間に、豆乳のホイップクリームを作ります!
今回は、ミルクレープにするので量は多めです♪
普通のクレープの場合は、半量で調整してください!
ドロっ感があれば、少しずつ水分を足します。シャバシャバな感じでちょうどいいです!
中火~弱火にかけて、綺麗な円形になるようにフライパンを回して、形を整える
生地は、焼く前にその都度しっかり混ぜてから流し込みます♪
裏面もしっかりと焼き色がついたら、出来上がり!
裏返す時は、ヘラなどを真ん中に入れて、裏返した方が破れず返しやすいですよ!
くるくると回しながらすると塗りやすいですよ♪
一度冷蔵庫で冷やしてからカットすると、綺麗にカットできますよ♪
このクレープは、冷蔵庫に入れていた翌日も柔らかくて、弾力もあって美味しさがキープされてましたよ♪
お知らせ
今回の【米粉で作る極秘にしたいクレープレシピ】はいかがでしたか?
もっちり食感と弾力もあって、小麦のクレープと同様に美味しく、栄養価も高い米粉のクレープです。
家で作ったよとかリクエストがあればコメントで教えてくださいね♪
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最後まで見てくださりありがとうございました。このブログでは、皆さんの日常がもっと豊かになるような情報をできるだけ分かりやすく紹介していますので、次回もお楽しみに!
このレシピは動画でも配信されていますので、ぜひそちらも見てくださいね♪
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